第一回公式練習 生徒さんの感想

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まだラターの4楽章のレッスンカルテとシャコンヌのレッスンカルテが終わってないのですが、生徒さんが自由に登録できるFacebookのスレッドで「感想あったらコメントつけてください」って書き込んだら、なんとメールで立派な感想文が届きました。なんだか、こんなにお時間を頂戴して申し訳ありません。すごく嬉しかったです。授業してる方としては、どうなのかな?通じてるのかな?楽しんでるのかな?ってことが一番気がかりです。意図していることが通じてて、とても嬉しかったです。

 

今回は他のパートの同じフレーズを弾いてみる練習が新鮮でした。
また、各パートの中のテーマを一緒に見つけていったのも、ただ「スコア見ておいてね」と言われるより、実感が湧いたように思います。

いつものようにフレーズを細かく取り出して、その意味や前後のつながり、力の加減を丁寧にわかりやすい表現でご指導いただきました。

合奏練習に参加し始めた頃は、「素人なのにスコアも必要なのかしら」と思っていました(お許しを!)。
また、中学校の吹奏楽部では通すことに重きをおいていたので、あんさんぶるえこーでの合奏練習や普段のレッスンでも、
「なかなか進まないなあ」、「最後まで弾かないんだなあ」と思っていたのも事実です。
いまだにほとんどト音記号しか読めませんが、スコアでビオラやチェロの音符の並び方から、どんな役割か見たり、
自分のパートの出だしのガイドを見つけるようになりました。

合奏練習では気になるところは都度立ち止まって、弾けないことよりも「なぜそうなってしまうのか」、「美しい表現をするにはどうあるべきなのか」
ということを教えていただいたり、一緒に考える機会をもらえます。
「ただ鳴らすだけ」の演奏にならないようにするには、フレーズの意味を考えたり、他のパートのが何をしているか知ることが大切。
地道なリズム練習も、フレーズの切り出しも、結局は近道になるのだということ、年数を重ねるほど、染み込んできています。

少しそれますが、新しい曲との出逢いは人とのそれみたいに、期待と怖さが半々です。
「この人オススメです」と言われても最初は人見知りして、でもちゃんと会話して相手の話す内容を聞いて、意外な一面も見たりするうちに、どんどん好きになっていく感じです。

私にとっては発表会の曲がたいていそうで、今回のラターは特にその傾向が強く出ました。
ラターは曲決定から練習し始めた頃くらいまでは「むずかしそうだなあ、とっつきにくいかも」と思っていたのですが、
だんだん好きになってきています(今は鼻歌が出るほど)。
いろいろご指導いただいて、実際にみんなで弾いてみて、CDを聴いてるだけではわからない、一人で練習してるだけでは感じられない良さが増えていきます。
ラターに限らずですが、他のパートの音をしっかり聴くと、「こんなきれいなフレーズだったんだ、邪魔しないようにしなきゃ」とか、
「こんなカッコいい内声だったんだ、これに乗って美しく弾かなきゃ」という思いが強くなります。
相手(曲)を知るうちに、良さがわかるし、愛着が湧くんでしょうね。
愛着と言えば、前回の合奏発表会当日のリハで、「この曲を弾くのは今日が最後なのよ!」って先生に言われて、さみしくて泣きそうになった(ホントは泣いた)こと、いつも思い出します。

せっかく出会ったすてきな曲たちですので、あらためて頑張ろうと思いました。  (大人の生徒さん女性)

 

素敵な文章を、ありがとうございました。よく、小さいころの思い出で、発表会の曲はさんざん練習するので、もうこれで練習しなくていいかと思うとせいせいしたとかいう話は聞きますけど(笑)、こんなに別れを惜しんでくれてうれしいです。また、次の記事からはレッスンカルテに戻ります。

 


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